概要
七元系ニッケル基合金(Ni-Al-Co-Cr-Mo-Nb-Ti)の任意組成・温度におけるガンマ相過飽和固溶体からガンマプライム相が析出を開始する時間を、組織自由エネルギー法とLSW理論に基づいて予測します。
開発者
戸田佳明(国立研究開発法人物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 積層スマート材料グループ)
関連論文
[1] 小山敏幸、宮崎亨:「合金の時効組織に対する自由エネルギー評価」、日本金属学会誌, 53 (1989), 643-650.
[2] 小山敏幸、宮崎亨、土井稔:「合金の析出過程における組織変化の新しい記述法」、日本金属学会誌, 53 (1989), 651-657.
[3] Y. Toda, F. Abe: “Prediction of Precipitation Sequences within Grains in 18Cr-8Ni Austenitic Steel by Using System Free Energy Method”, ISIJ Int., 49 (2009), 439-445.