構造材料DX-MOPについて

設立の背景と目的

 内閣府・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の第1期「革新的構造材料」及び第2期「統合型材料開発システムによるマテリアル革命」において開発された、マテリアルズインテグレーションシステム(MIntシステム)を社会実装する産学連携プラットフォームとして、構造材料DX-MOPが2023年4月に設立されました。現在、企業会員、アカデミア会員を募集しています。


 構造材料DX-MOP(以下、MOP)では、産学の共同研究によるMIntシステムの利活用によって材料イノベーションを促進し、各会員が自らの業績を高めていきます。同時に、その研究を進めるために新たに開発された材料開発ツールをMIntシステムに搭載し、MOP会員で共用できるようにしていくことも、MOPの大切な役割です。
 最新の研究成果が還流されることで、MIntシステムは常に先端的な材料開発ツールとして進化することが可能となります。そして、MIntシステムの進化によって材料イノベーションがさらに加速するという好循環を形成していきます。
 さらに、MOPを起点とした産学共同研究を企画・提案し、これにより我が国の部素材産業を発展させていきたいと考えています。

構造材料DX-MOPのエコシステム

構造材料DX-MOPのエコシステム

組織体制

 会員組織は企業会員、アカデミア会員、及び、サポート会員(MIntシステムで使用する科学技術ソフトウェアを扱っているベンダー企業を想定)によって構成され、企業会員、アカデミア会員はMIntシステムを利用して、各々の研究開発を行うことができます。同時にMIntシステムの維持・発展のために、企業会員には利用料(年間300万円税別)をご負担いただき、また、アカデミア会員にはMIntシステムの高度化に協力して頂きます。
 MOPでは、会員を代表する幹事会を設け、運営に関する様々な事項について責任者に助言を行ってもらうことで、会員本位の運営となるような仕組みを取り入れています。運営・MIntシステムサービス提供体制として、責任者、及び、事務局、システム管理・運用チーム等を設置しています。

構造材料DX-MOP組織体制図

構造材料DX-MOP組織体制図

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