概要
ニッケル基超合金について、時効熱処理条件から、γ/γ’2相組織の時間発展を計算し、その結果に基づいて、高温強度を予測します。ニッケル基超合金のモデル材料としてNi-Al二元系を対象としています。組織の時間発展はフェーズフィールド法で計算しています。得られた二次元組織情報から、γ’のサイズや体積率、γのAl濃度などの統計量を計算し、これに基づいてγ’による析出強化や固溶強化を考慮した経験式から高温強度やクリープ特性等を予測します。
開発者
小山 敏幸(名古屋大学)、長田 俊郎、BULGAREVICH Dmitry、出村 雅彦(NIMS)
関連論文
[1] Understanding the anomalous discontinuous precipitation in cu-ni-x (x = co,fe) alloys based on calphad method and phase-field simulation
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最終更新
2021-10-27
キーワード
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